静岡県沿岸部:地震発生から10分以内に取るべき行動
【掲載先:防災ページ/カテゴリ:地震随伴の津波到達時間の短さ】
結論:静岡県は津波到達時間10分以下と想定されている
内閣府「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」の最大クラス地震の被害想定(令和7年3月公表)によれば、静岡県・和歌山県・三重県・高知県・徳島県の5県は、津波の到達時間が10分以下ときわめて短いと推計されています。さらに静岡県では、想定される津波高が30m以上に達する地点もあります。
「10分」が意味すること
10分という時間は、地震の揺れがおさまってから避難を始めても間に合うかどうかの瀬戸際です。津波は最低でも5~6時間にわたり複数回襲来するため、「1回目が引いたから安全」という判断は危険です。
今すぐできる対策
- 自宅・職場・よく行く場所から最も近い津波避難ビル・高台までの経路と所要時間を、実際に歩いて確認しておく。
- 揺れを感じたら、津波警報の発表を待たずに高台へ避難を開始する「率先避難」の原則を家族で共有する。
- 夜間・悪天候時の避難経路も想定し、懐中電灯や履き慣れた靴を非常持ち出し袋に入れておく。
- 観光客も多い地域のため、宿泊施設や海水浴場では避難場所の案内表示を必ず確認する習慣をつける。
- 複数回来襲することを踏まえ、警報・注意報が解除されるまで避難場所にとどまる。
情報源
- 内閣府防災「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/nankaitrough_info.html
- 内閣府防災「津波到達時間」PDF https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/kento_wg/pdf/jikan.pdf