石川県:地震後に土砂災害リスクが高まる理由と警戒すべきポイント
【掲載先:防災ページ/カテゴリ:土砂災害・急激な増水】
結論:令和6年、全国の土砂災害の約49%が石川県で発生
国土交通省によれば、令和6年(2024年)に全国で発生した土砂災害1,433件のうち、実に702件(約49%)が石川県で発生しました。その内訳は、1月の能登半島地震による土砂災害424件、9月の記録的大雨による土砂災害273件です。地震で単一の県で発生した土砂災害としては歴代1位の件数です。
なぜ地震の後に土砂災害が増えるのか
大きな地震が発生すると、地盤や斜面に目に見えない亀裂やゆるみが生じます。この状態で大雨が降ると、通常なら崩れない程度の雨量でも土砂災害が発生しやすくなります。石川県で1月の地震の後、9月の大雨で再び大規模な土砂災害が起きたのは、この「地震後の脆弱化」が一因と考えられます。
今すぐできる対策
- 大きな地震の後は、たとえ普段より弱い雨でも土砂災害の危険度が上がっている可能性があると認識する。
- 国土交通省・都道府県が公表する土砂災害警戒区域・特別警戒区域を、自宅や職場について確認しておく。
- 大雨警報・土砂災害警戒情報が発表されたら、避難情報(高齢者等避難・避難指示)を確認し、早めに安全な場所へ移動する。
- 崖の近く・谷の出口付近にお住まいの方は、雨量に関わらず亀裂や湧き水の変化など前兆現象に注意する。
- 能登半島以外の地域でも、大きな地震の後は同様のリスクがあることを認識しておく。
情報源
- 国土交通省「令和6年は過去平均を上回る土砂災害が発生」(報道発表資料)https://www.mlit.go.jp/report/press/sabo02_hh_000156.html